ノートPCでマルチモニターは何台まで接続可能?
おすすめのマルチモニター台数の目安はメモリ容量で確認する
基本は1台のパソコンに「HDMI」で接続すると、物理的には6台までの複数のモニターを接続することが可能です。
ですがあまり複数の台数を接続すると、パソコンのスペックによって処理速度が追い付かず、画異質が落ちたり動作がカクカク・フリーズする可能性があります。
そんな時はご自分のPCのメモリの容量を確認しましょう。
※:変換アダプターの種類によっては1つのポートの接続の場合、複製モードのみの表示となります。拡張モードで表示したい場合は、あらかじめ変換アダプターのスペック等を確認しましょう。
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ご自身のノートPCのメモリが4GBなどの計算式
▶ メモリー容量の目安
- モニターは1画面につき ➡ メモリー 約2GB使用する。
そのため
- 4GBメモリー搭載のPCは ➡ 4 ÷ 2 = 2画面接続可能となります。
- 8GBメモリー搭載のPCは ➡ 8 ÷ 2 = 4画面接続可能
- 16GBメモリー搭載のPCは ➡ 16 ÷ 2 = 8画面接続可能
ノートPCで8画面マルチモニターはやりすぎな感は否めませんが、
ノートPCで使用する一般的なマルチモニターは3.4枚までで十分です。まずモニターを複数増やしたい場合は、ご自身のPCのメモリ容量を確認してからマルチモニターの枚数を決めましょう。
複数のモニターを使用した場合、あまりにも映像がカクカクするようなら、高性能なノートPCもしくはゲーミングノートPCを推奨します。
また、株やFXなどを目的としたPCの場合は、処理速度が重視される作業なので、ノートPCではなくデスクトップPCをおすすめします。
4枚以上のマルチモニターで作業したい場合はコスパ重視で購入できるモニターセットPCをおすすめします。
VGA・USB・HDMI・Type-Cといった4種類の接続ポートがある場合、それぞれ個別に繋げれば別の種類のポートとして認識してくれるので最大4画面の外部モニターを拡張モードで出力することが可能です。
拡張モードにしたい場合は、個別のポート別に繋げる必要がありますので色々試してみてください。
お手持ちのノートPCにHDMI・VGAのアナログ端子が付いている場合は、モニターを2台繋いだ3画面が推奨です。変換アダプター等でさらにモニターを追加することは可能ですが、アダプターはかなりの熱を持つタイプもあり寿命は短いかもしれません。
追加:2022.8
外部モニターを4画面以上を増やしたい場合は、ノートPCでマルチモニター化するよりデスクトップPCを推奨します。標準で6画面用のグラフィックボードなど搭載されているPCも多数あります。
おすすめデスクトップPC(外部リンク)
以下の記事では、4画面・6画面用のデスクトップパソコンの解説をしてますので、気になるかたはご覧になってみてください。
また、Windowsのノートパソコンをお持ちで、これから上記のようなデュアル・トリプルディスプレイ以上を構築したい方は、令和6年時点では、市販のドッキングステーション等でモニターを最大5画面の拡張モードにて増設することは可能です。
以下の記事におすすめのアイテムをまとめてありますので併せてご覧ください。
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別の方法として、有線ではなくワイヤレスのWifi経由で画面を表示する「AirCast」を使う方法もあります。Wifi経由なのでラグがあり作業には向きませんが、Youtubeなどの動画用として使うのはありでしょう。
AnyCast ワイヤレスアダプターは、ノートPCの接続ポートは使用しないので、アダプターから熱が発することもないのでおすすめです。
Wifi経由でモニターを増設するAirCastはこちら
こちらのAirCastはPCだけではなく、スマホの画面も表示することが可能なので、何かと重宝するアイテムです。
こちらのは管理人も動画用モニターとして使用していますがWifi経由なので、わずらわしい配線なくスッキリしているのでかなり使えます。価格も2,000円台とお手頃なのでおすすめです。
こちらのAirCastの接続方法は以下の記事で解説していますので、気になる方はご覧になってみてください。
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