PCをはじめて購入する初心者の場合、どんなスペックのPCを買ったらよいのかわからない人って多いですよね。
とりあえず何もわからないPC初心者がまず考えることは、スペックは二の次で外観(見た目)は気になるところ。
まずは
- 「ノートPCにするか」
- 「デスクトップPCにするか」
用途によって使い方はさまざまです。
ノートPC・デスクトップPCにはそれぞれ良い点「メリット」もあれば悪い点「デメリット」もあります。
こちらの記事ではノートPC・デスクトップPCのこんな事がわかります。
▶ この記事の概要
- ノートPC・デスクトップPCのメリット
- ノートPC・デスクトップPCのデメリット
- PCは家電量販店では買ってはいけない!ネット通販が断然お得!
- はじめに買うならノートPC・デスクトップPCどちらがよい?
個人的には「デスクトップPC」が好きですが、ノートPCにも良い点があるのでデスクトップのスペックを持ち合わせたノートPCがあれば最高かなと思いますがそんなノートPCは未だありません 💧
こちらの記事はあくまでも個人の見解ですので、PCを購入する際の参考程度に閲覧してみてください。
ノートPC・デスクトップPCのメリット
ノートPC・デスクトップPCにはそれぞれメリット・デメリットがあります。順を追って解説します。
▼ ノートPCのメリットとは?
まずはノートPCのメリットです。
▽ ノートPCには以下のメリットが存在します。
▶ ノートPCのメリット
-
- すぐに使える
- ノートPCだけあれば作業ができる
- ノートPCは持ち運び可能(場所選び不要)
- 低価格で購入できる
- マルチモニター化もできる
ノートPCならすぐに使える
▶ ノートPCは買ったら開梱して電源を入れればすぐに使用できます。
最初のセットアップ等に数分時間を要しますが、セットアップさえ完了してしまえばすぐ使えるのでノートPCは便利です。
ノートPC本体だけあれば作業ができる
▷ ノートPCは本体さえあれば作業が可能です。
好みによっては外付けのキーボードやマウスを別に準備する必要がありますが、基本はノートPC本体のみでの作業ができます。
以下の記事では
bluetooth キーボードの解説をしています。コンパクトでとても打ちやすいキーボードです。
ノートPCは持ち運び可能(場所選び不要)
▶ ノートPCはその名の通りノートのような感覚で持ち運びが可能で、場所選び不要でどこでも作業することができます。
スマホのテザリングを利用すれば、外出先でもネットが利用可能。お気に入りの場所や「カフェ」など、その時の気分で作業環境を変えることができるのがノートPCの最大のメリットとも言えますね。
低価格で購入できる
▶ ひと昔前まではノートPCはデスクトップPCと比べ高価なものでした。(良スペックで約20万円位)
▷ ですが現在では、約5万円程度でそこそこ良いスペックのノートPCを購入することができます。比較的手の届きやすい金額なのでノートPCユーザーも多い印象です。
マルチモニター化もできる
▶ 持ち運びに便利なノートPCでもデスクトップPCのような2画面・3画面・4画面などマルチモニターを接続することが可能。
▷ 外出先ではノートPCのみで作業して、自宅に戻れば複数のマルチモニターで作業するといった使い分けができるので便利です。
▷ ノートPCをマルチモニター化にする方法・ディスプレイアダプターの接続方法はこちらで解説しています。
デスクトップPCのメリットとは?
▷ ここからはデスクトップPCのメリットの解説です。
▶ デスクトップPCのメリット
- 処理速度が速い
- ノートPCより良スペックで価格が安い
- かんたんにパーツを拡張できる
- マルチモニターで作業が可能
- 自分好みにカスタマイズができる
処理速度が速い
最近のノートPCは処理速度は昔に比べて大分早くなりましたが、現在でもデスクトップの処理速度のほうが早いといえます。動画編集やゲーム目的のPCならデスクトップPCを選んだほうが間違いないです。
ノートPCより良スペックで価格が安い
▶ 最近のノートPCも比較的低コストで良スペックPCが購入できますが、デスクトップPCならノートPC1台買う値段でワンランク上の良スペックPCを購入できます。
▷ デスクトップPCならパーツ自体安いため、約3万円台でもそこそこ良スペックなPCを準備することが可能。ノートPCより低コスト&良スペックを重視するならデスクトップPCがおすすめ。
かんたんにパーツを拡張・増設できる
▷ 主な拡張・増設パーツ
- メモリ
- SSD(ドライブ系)
- グラフィックボード
など
マルチモニターで作業が可能
デスクトップPCは2画面・3画面とマルチモニターを使った作業をすることが可能です。モニターの画面枚数が多ければ多いほど作業効率がアップするのでマルチモニターで作業するかたが増えています。
さらに4画面・6画面・8画面以上のマルチモニターで作業するにはあらかじめマルチモニター専用のPCを選ぶ必要があります。
こちらの記事ではマルチモニター専用のPCがお得に買える方法の解説をしています。あわせてご覧になってみてください。
▷ モニターはセットPCが断然お得!
自分好みにカスタマイズができる
個性を主張したりこだわりがあるかたにはデスクトップPC向きです。
ノートPC・デスクトップPCのデメリット
ノートPC・デスクトップPCにはそれぞれメリットもあれば、当然デメリットも双方に付きまとうものです。
まずはノートPCのデメリットから解説しますが、あらかじめメリット・デメリットどちらも考慮した上でPC選びをすると悩まずスムーズに購入できるので参考にしてください。
ノートPCのデメリット
まずノートPCのデメリット
▶ ノートPCには以下のデメリットがあります。
-
- 拡張性に乏しい(パーツの増設はほぼ不可能)
- 壊れた時はなにもできない
- 限られた画面サイズ(大画面のノートPCはない)
- メーカーの多さにどれを買うか悩む
拡張性に乏しい(パーツの増設はほぼ不可能)
ノートPCのメモリなどの増設は可能です。HDDやSSDの容量アップなども可能ですが若干高め。その他のパーツを交換するのは不可能なものが多いので、ノートPCは便利な反面拡張性は見込めません。
あらかじめ購入前に、オプション欄でパーツ等を追加しておけば後から「はじめにメモリ容量あげておけばよかった・・・・」などと後悔することはありません。
壊れた時はなにもできない
限られた画面サイズ(大画面のノートPCはない)
ノートPCはデスクトップで使用しているような大画面モニターのノートPCはありません。そんなノートPCがあったら持ち運びが不便です・・・画面サイズが多きくなればなるほどノートPCのサイズが必然的に大きくなりますが精々約15インチ前後が限界です。
自宅やオフィスなどで大画面モニターを使用したい場合は、ディスプレイアダプターを使用して外部モニターを使用すれば問題は解決します。
持ち運ぶ時は「ノートPCのモニター」で自宅・オフィスで使用する場合、「大画面の外部モニター」を使用するなど使い分けたほうがよいです。
▷ ノートPCをマルチモニター化にする方法・ディスプレイアダプターの接続方法はこちらで解説しています。
メーカーの多さにどれを買うか悩む
現在では国内PCメーカーだけでもかなり存在します。見た目もほぼ同じのPCなうえ、あまりのメーカーの多さにどのPCを選べばよいか悩みどころ。
実際にどのメーカーPCでも外側はメーカーブランド感をアピールしていますが、実際に中身のパーツは海外製のパーツそ使用しているPCばかり。国内の高額な某ブランドPCでも無名の激安メーカーPCでも中身は似たような海外メーカーパーツの可能性も無きにしも非ず。
以下の記事で解説しています。
参考程度に軽い感覚でみてください。
どのメーカーを買うか悩んでしまう方におすすめしたいメーカーは
▶ おすすめメーカー3社
- DELL(デル)
- hp(エイチピー)
- ASUS(エイサス)
上記の3社はすべてのノートPCを使用した実績があります(現在は主にDELLが主流)が、どのノートPCも使いやすくノートPCを販売しているメーカーの中ではとてもお手頃価格でコスパがよいです。DELLは法人向けのほうが安く購入できます。
【2022年版】10万円以下のDELLおすすめノートPCはこちらで解説してます。
以下におすすめメーカー3社の公式サイト紹介しておきますので参考にしてみてください。
デスクトップPCのデメリット
▶ デスクトップPCのデメリットとは
- 持ち運びが不可能
- 停電した時、保存以降のデータが消えてしまう
- 本体の後ろが配線だらけ(配線がごちゃつく)
- 接続が苦手な方には不向き
- デスクトップPCによっては別売りのモニターを買う必要がある
持ち運びが不可能
停電した時、保存以降のデータが消えてしまう
ノートPCの場合はバッテリー搭載されているのがほとんどなので、万が一停電した際でも、搭載されているバッテリー駆動に切り替わりデータもそのまま。停電したことすら気づかないとかあるとか。
ですが、デスクトップPCの場合の停電時は最悪の事態。いままで保存しておかなかったデータがすべて消えてしまう結末に。
対策としてはこまめにデータを保存しておく癖をつけておきましょう
本体の後ろが配線だらけ(配線がごちゃつく)
デスクトップPCは本体の後ろから大半以下の配線が伸びています。
▶ 本体の裏側
-
- 電源コード
- モニターの配線(マルチモニターなら数本の配線)
- キーボード(有線の場合)
- マウス(有線の場合)
デスクトップPCの場合はノートPCと違い、本体の後ろの配線はつきもの。意外デスクトップPCの後ろは配線だらけで乱雑なうえ掃除も困難。綺麗に保つのは大変ですが、きちんと配線を束ねてまとめれば配線のごちゃ付きは解消されます。本体後ろの掃除も楽にできます。
接続が苦手な方には不向き
デスクトップPCは買ったその日に電源を入れればすぐ使えるタイプのPCではありません。
最低でも本体の電源・モニター・キーボード・マウスを接続しないと使うことができません。接続が苦手な機械音痴なかたにはデスクトップには向かないかもしれません。
デスクトップPCによっては別売りのモニターを買う必要がある
デスクトップPCの本体を購入するとディスプレイ付のPCと、メーカーによってはモニターが別売りのPCもあります。
その際はデスクトップPC本体とモニターを購入する必要があります。場合によってはキーボード・マウスも付属していない場合もあるので事前に付属品を確認しておきましょう。
最近の液晶モニターはお手頃価格で購入できます。
▶ おすすめ液晶モニターのサイズ
- 19.5インチ
- 21.5インチ
- 23.6インチ
現在は約24インチの液晶モニターが主流となっています。コスパ重視なら19.5もしくは21.5インチあたりの液晶モニターを選ぶのもありかと思います。
以下の欄に、おすすめ液晶モニターをサイズ別に紹介していますので参考にしてみてください
PCは家電量販店では買ってはいけない!ネットがお得
特にPCをはじめて購入するにあたりほとんどの方がまずは家電量販店で買うのが一般的な行動かと思います。
ですが…
まとめ:はじめに買うならノートPC・デスクトップPCどちらがよい?
初心者がはじめてPCを購入する場合「ノートPC」「デスクトップPC」どちらを選べばよいか。普段使用する用途によります。
「ノートPC」「デスクトップPC」以下にそれぞれどちらが向いているかまとめました。あくまでも個人的な主観ですがPCを購入する際の参考にしてみてください。
こんなかたはノートPC向き
▶ ノートPC向きのかた
- 機械音痴のかた(配線接続などセットアップが不得意のかた)
- カスタマイズしないかた
- 外出先でPCを持ち運んで使いたいかた
- 電源入れてすぐに使いたいかた
- どこでもPCの配置替えをしたいかた
- 使用目的がブログなど文章作成がメインのかた
こんなかたにはノートPCおすすめしません
▶ ノートPCに不向きのかた
- 常に大画面のモニターで作業がしたいかた
- 内部機器・パーツを増設したいかた
- PCを買う予算が少ないかた(ノートPCの方が若干高め)
- 動画編集などの重めな作業をするかた(処理速度重視)
デスクトップPC向きのかた
▶ デスクトップPCに向いているかた
- PCの使用用途が自宅のみ場合
- PCの置き場所を確保できるかた
- 接続が得意なかた
- 処理速度重視のかた
- 大画面モニターで作業がしたいかた
- ゲーム・動画編集などがメインのかた
- 将来的にメモリ・SSDなど増設したいかた
- 自分でカスタマイズしたいかた
- 複数のマルチモニターで作業がしたいかた
デスクトップPCには不向きなかた
▶ デスクトップPCは不向きな使い道
- メイン作業が主に外出先のかた
- 色々場所を変えて作業がしたいかた
- デスクトップPCの置き場所がないかた
- 配線などの接続が苦手なかた
- 自分で増設やカスタマイズしないかた